人文研究について

臨床心理なんかは、まず「見立て」て、結果を評価分析する、という過程を経る。

定量化出来る学問は、予期しない結果が出たりして、そこから技術的に発展していく訳だけど、人文は「見立て」た以外の結果が出ることってあんまり無くて、そこがどうにも創作の目的に合致しない気がしている。(質問紙は量的だろ、という話もあるかも知れないけど、その上に乗るバイアスをどうするよ、といつも思うし、二次的な効果しか見えないので、結論はかなりバイアスがかかったものになると思ってる)

あくまで自分は職人であって、あまり哲学や研究に深入りするより、手持ちのイメージから作った方が早いしそこからヒントも出てくるんだと思う。周りの芸術家志望の学生に対して「作った方が早いのになあ」的なことを思ってたけど、まさにそのどん詰まりに居る気がする。

今は、土台を築くのが大事な気がしている。Soupラインでしたことを洗練していくべきかもしれない。