iOS上でのゲーム開発について検討

Homebrewをしたい理由として、以下の二つが考えられると思う。 (配布プラットフォームに載せたいとかを考えない、個人ユースの理由に限るとすると)

  • その機材のインターフェースを使いたい
  • ポータブルな環境に移したい

今となっては、前者の欲求はPCで満たされる時代に来ているのだと思う。後者に関しては、駆動時間、価格、即時性ともに、未だにちょうどいいPCデバイスがない。インターフェース上の制限と、開発環境の閉鎖性を我慢してiOSを使うか、Homebrew向けのニッチなガジェットを使うか、比較的割高でユーザが限られるUMPCかという選択肢になる。

iOSは、ゲームデバイスとしての稼働時間が一番多いらしいが、フリーゲームで名作ってなにがあっただろうか。うまくフリー制作者の需要を満たせていない感じがする。

以下のような点が改善すれば…

  • 制作環境の閉鎖性!
  • 物理キーを備える、もしくは十分に共通認識化されたタッチデバイス上の代替インターフェース
  • App Store以外の配布プラットフォーム

個人的には、タッチデバイスって雰囲気を損なってると思う。ボタンの存在を意識しないのが、シームレスな体験に必要不可欠だと思うけれど、「タッチをする」「ジェスチャ」というアクションは、意識的に行わないといけない印象がある。精度や可視性の問題があり、対象物へのタッチが失敗することが多いからだと思うけれど。

あと、指先が見えてるのって、どうしても現実の枠組みが見えて、遊ばされてる感が出てしまうような。慣れていないせいだろうか。没入できない。

以下のようなことを考えている。

  • HTML5による、フルスクリーンのゲームプラットフォーム
  • 入力は下部に3つぐらいのボタンに制限する。対象物へのタッチは行わない。UIを目視せずに操作できるようにする。

impactというゲームエンジンがいいかもしれない。

http://impactjs.com/