プロダクト志向を自覚する

Steve Yegge の Google とプラットフォームに関するぶっちゃけ話を訳したを読んだ。

自分は「こういう方向性のサービスなんだ」と思うより、「こうあって欲しい」という気持ちが強すぎて、相手方のこだわっている部分とぶつかってしまいそうになる。決裁者でもない人間がそんなこと考えたらあかんな、と思うけど、考えてしまう。

原文にあるとおり、誰しもを満足させられるプロダクトを作ることは出来ない。運営には運営なりのリアリティがあるのであって、僕の考えは、別のプロダクトで表現するほかない。既にあるプラットフォームのデザイン(=DB構造かな?)を変えるということは相当に難しいことだし、変えられた所で、それ程の成果も期待出来ない。

だいたい僕はプロダクトの作者にはなれるだろうけど、プラットフォームをデザイン出来るほどの細やかな神経は持っていない。細部まで詰めるということが相当に苦手だからだ。小さいアプリケーションのログユーティリティの設計ごときでずっと悩んだりする。

自分自身がかなりプロダクト志向だというのは自覚しておいた方がいいのかもしれない。