点の演出と箱の演出

演出には、点で行うものと箱で行うものがあると考えている。

点の演出

部屋を暗くして、ロウソクを立て、火をともす。視点は中心に固定される。(例:誕生日、映画、マジックショー)

コスト的に有利ではあるが、集中を必要とし、退屈でもある。観客を長くその場に留めてはおけない。点光源を使うことで、部屋全体に光の演出を行うことが出来る(色づけも出来る)。

箱の演出

部屋全体を装飾する。空間全体を装飾する。(例:ディズニーシーの町並み、アトラクション、特定の喫茶店、3Dゲーム)

展開にコストや手間がかかる。「眺める」為、負荷が少ない。また、その場で好きなことを行うことができる。滞在そのものを楽しんでもらうことが出来る。