ライブしてきた。ライブする場所はラウンジだったため、スピーカーの音量が十分でないという予測を立てた(これは外れで、実際は低音は不足するものの十分な音量があった)。
音量不足対策として、以下のようなことを考え、実施した。
- トラックとは別の「環境音」mp3を作成し、事前にTwitter, QRコード経由で配布した。
- 観客のスマートフォンからmp3をダウンロードしてもらい、一斉に再生してもらった(自分でもいくつかポータブルmp3プレーヤを準備していった)。
- 自然と再生タイミングがズレるため、立体音響のような効果が生まれる。
その他、演出として、ルミカライトを持っていき、配布した。
以前記事にも書いた「点と箱」の延長で、観客自身がスピーカーになり、観客自身が照明となる。そんなコンセプトのライブにまとまった。
ライブ中は、全然スピーカーの音聞こえないし、ルミカライトの演出効果がイマイチだったりして、あーこりゃ滑った、おわたと思ったのだが、見ていた人に聞くところだとそれなりに周囲の反応はよかったらしい。
静かなライブをすると、ステージに立っている方は相当心細い。ほとんどの客を持っていった藤子名人のライブを見ながら、うらやましく思ったのだった。観客が盛り上がるようなライブはいいよなぁ。せめてもっと没入感のあるライブと演出が出来たらな。