新奇性と人気商売

まず自分が志向しているのが「人気商売」なのか?という問いを立てて、YESとした場合のみの話だけど。

「実は技術的にうまいか下手かというのは人気商売ではあまり問題じゃなくてさ。要は衝撃的で、新鮮で、もう1回見たいと思えるかどうかってポイントに尽きるんだよ」

このたけしの発言に「いいものかどうか?」という価値判断は含まれていない。興行師バーナムの発言と似通っても居る。『皆さん、大衆が好むモノは3つしかありません。新奇、新奇、そして新奇です!』

叩かれることですら、人気商売に取ってはプラスに転化出来るものだ。むしろ叩かれる覚悟が無ければ、人気取りをもくろんだところで中途半端に終わってしまうだろう。

本当は人気商売を志向しているのに、新奇性をないがしろにするのであれば、衰退しかない。ユーザーは自然発生するものではない。