プアな入力とリッチな出力

プアな入力に対して、リッチな出力を返すというのが、使っていて面白いツールだろうと思う。

例えば、Photoshopは、5以前の頃レタッチツールとしてよりもエフェクトツールとして、みんな遊びで使っていたように思う。それが役だったことなどないが。

Kinectのようなリッチな入力、というか大変な入力に対して、画面のキャラクターが同期して動く、程度の等価な出力はどうなんだ、と問いたい。

道具は体の延長であるべきで、出力は第二の体と錯覚するほどにシームレスなモノで無ければいけない。リッチな入力を取って、プアな出力を返してしまうと、フラストレーションを感じさせてしまう。

言いたいことは、十字キーのインターフェースの方が、Kinectのようなリッチな入力を取るモノよりも、よりシームレスであり、脳みそと画面の接続感が強いんではなかろうかということだ。

入力インターフェースに対して、新鮮であれ、というアプローチがなぜだか主流だけれども、目を向けなきゃいけないのは出力の方なんじゃ無いのか。

DDRは面白かったけれど、あれはスポーツの一種な気がするし。まとまらないがもっとプアな入力を考えた方がいいんじゃないか。奥歯にスイッチ仕込むとか。

あと、タッチパネルUIの没入感のなさは異常だ。あれでゲームが出来るユーザは新人類なんじゃないか。iOSでフィードバック感を与える手法は「百人勇者」が良く出来ていた。EAとかのはどれも酷かったなぁ。