情報量感

人を面白がらせる手段として、一度に処理出来ない情報量を与える、という手法があると思う。プアな入力に対してリッチな出力を返す、というのは、つまり情報量感を出力に盛るということだ。

一度に人間が認知できる要素数は7個まで、みたいなことが言われているが、視覚的にグルーピングさせてしまうともう少し増える。なので情報量感を出すには:

  • 要素を散乱させる
  • 大小をばらけさせる
  • 8つ以上の要素を画面に置く(まとまりは1つとカウントする)

あとは何となくこうしたらいいんじゃないか、というレベルの雑感。

  • 散漫な印象を出さない為に、形状や色調で統一感を出す
  • メリハリを付ける。場面転換があるのであれば、最初は点の演出をして、まず状況の理解をさせてから、加速度的に情報を増していく。

複数回の閲覧に耐えうるように作る、という意味でも、動画や音楽に情報量のメリハリを付けるのは大事。初回閲覧時と、複数回閲覧時においても楽しめるように、複雑性の高い箇所と低い箇所を作っておく。メリハリを極端にすることで意外性を生むことも出来るのでは?

複雑性と調和感のバランスを取るには、全体と部分が相似関係になるようデザインすることだ(フラクタル)。